私は東京から単身赴任でこのAという街に住んでいます。
子供たちはそれぞれ大学と高校へ進学し、妻も仕事を始め、それぞれの仕事を楽しんでいるようです。
家族と会うのも月に一回だったのが年に数回となり、それでもお互い自立した関係のようで満足していました。
仕事帰りにサイトを見ていたら出会った神待ちサイト。
こんなサイトがあるのだ、と興味本位で見てみると自分が住んでいる街からまだ幼い十代の少女が助けてほしいと書き込みをしていました。
彼女が顔が娘の姿と重なり連絡をとってみました。
待ち合わせ場所に着いた時には彼女はすでも私を待っていました。
すると彼女は私の目を見て「やっと神様が来てくれた!」と嬉しそうに言ったのです。
話を聞いてみると、両親と元々折り合いが悪い彼女は、昨日初めて家を飛び出したそうです。
そのまま神待ちサイトで神様を待っていたものの 思うような人から連絡がなく
一晩野宿に近い形で過ごしたそうです。
一日、飲まず食わず状態で「お腹すいちゃった」と笑っていました。
彼女は神待ちサイトで出会った男性とは何があるのか、を覚悟していたようです
まだ幼さが残る彼女にそんな事を出来るはずもなく、ただ一緒に親子のように一週間を過ごしました。
彼女と別れる時「久しぶりにお父さんと一緒に居た感じがして嬉しかった」と笑ってくれました。